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お金の勉強

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企業がアフィリエイト広告を使わないデメリットについて。話題を作りたければ、ブロガーを味方に付けるようなアフィリエイト広告運用を。

Texting Congress 1

メインサイトで書くとちょっとアレな感じなので、まだ作ったばかりのこちらのサイトでアフィリエイト広告についての記事を書かせていただきます。

まぁ賛否両論ある内容かもしれませんが、私自身がアフィリエイト業界を10年以上見てきたからこそ書ける内容だとも思うので、企業のWeb担当やEC担当に見てもらえると嬉しいですね。

アフィリエイト広告を使わないデメリット:

例えば2016年現在、話題になっているテーマに「ふるさと納税」があります。

このふるさと納税の返礼品情報をまとめたサイトは増加傾向にあるのですが、その中でも情報掲載数が飛び抜けて多いのが下記のふるさとチョイスです。

たぶんですが日本全国にあるすべての自治体の、ふるさと納税情報を網羅しており、ここさえチェックすれば返礼品探しで困ることはありません。

言わばふるさとチョイスは、ふるさと情報サイトにおけるYahooみたいな存在と言えばわかりやすいでしょう。

ブロガーが紹介しないふるさとチョイス:

反面、有力ブロガーと呼ばれている人たちはほとんど、この「ふるさとチョイス」のことを紹介しません。ふるさと納税の返礼品情報を知りたいなら…みたいな記事を書く場合に紹介するのは、下記の「ふるなび」や「さとふる」というサイトばかりです(直リンクを置くので安心して踏んでください)。

実際、「ふるさと納税 おすすめ」とか「ふるさと納税 還元率」といったキーワードで検索してみてください。上位表示される記事のほぼすべてが、ふるさとチョイスの紹介をしていない、もしくはしているとしても隅で少し触れる程度です。

これは単純な話、ふるさとチョイスがアフィリエイト広告を実施していないため。アフィリエイト収入で生計を立てているブロガーとしては、紹介しても1円にもならないふるさとチョイスよりも、「ふるなび」や「さとふる」のほうをお薦めしてしまう傾向にあるのです。

そして将来的にはもしかすると、これら2つのふるさと納税情報サイトが「ふるさとチョイス」を上回る日も来る可能性もありそうな感じ。なにせこのままネットで検索した情報のほとんどがふるさとチョイス以外ばかりなら、それもあり得る話です。

広告で紹介先を決めるのはけしからんなのか?

では、広告のある無しで紹介先を決めるのはけしからんことなのか?といえば、こればかりは責められません。コンビニだって利益率の高い商品を優先して棚に並べますし、レストランだって利益が大きいメニューをおすすめとして紹介するもの

特に仕事としてブログを運営しているのであれば無償のボランティアばかりをするわけにもいかないので、こういった広告のあるなしで紹介先に偏りが出るのは仕方ないことだと私は思います。

  • 建前:広告のあるなしで紹介先を決めてはいけない
  • 実際には:広告がある業者のほうを優先して紹介する

クレジットカードのモバイル決済ジャンルも同様:

同様にiPhoneやiPadを利用したクレジットカード決済(モバイル決済)ジャンルも同じでしたね。

楽天が提供している「楽天ペイ」というモバイル決済にはアフィリエイト広告が存在していたものの、アメリカ企業であるSquareが提供していたモバイル決済のほうにはアフィリエイト広告が存在しなかったため、多くのブロガーが「楽天ペイ」ばかりを優先して紹介していました。

こうなるとインターネット上でモバイル決済を検索していた方のほとんどが、『なるほど、楽天ペイがお得なのか』という結論に至るのは容易に想像が付く話…。その後、Square側もアフィリエイト広告を開始したため現在では拮抗しはじめていますが、アフィリエイト広告をやらないデメリットがこのあたりに潜んでいると言えそうです。*1

悪意のあるブロガーだと批判すらする:

更に…ここまで来ると問題だとは思いますが、ブロガーの中にはアフィリエイト広告が存在しない商品を敢えて悪く書いて、アフィリエイト広告のある商品をおすすめしてしまう方もいます。

つまりアフィリエイト広告を運用しないということは、自社を選んでくれそうなお客さんを逃してしまうことになるだけでなく、場合によっては自社の悪評を広められてしまうということ。

  • アフィリエイトあり:悪く書かれることが少ない、紹介されることが多い
  • アフィリエイトなし:紹介すらされないこと多数。悪く書かれることも

そのため、『アフィリエイトって管理が面倒そうだ』とか、『ブランドイメージを傷つけたくないから実施しない』と思っていると、やらないデメリットが今度は問題になってくるのですね。このさじ加減がすごく難しいのです。

アフィリエイトだけが悪なのか?

Which to choose

それじゃアフィリエイト広告だけが悪なのか…というとそんなことはありません。

例えばテレビ東京の某有名経済番組だって取材費を払ってくれる企業ばかりをテーマとして紹介していますし、経済誌のテーマも協賛金次第…。結局この世の中、お金を払ってくれているところが優先的に紹介されるような仕組みになっているのです。

だったらアフィリエイトを活用しちゃえばいいじゃないか…という話ですね。例えばライバル企業よりも報酬単価を圧倒的に高く引き上げれば、あとはブロガーが勝手にどんどん紹介記事を書いてくれるので話題になっていきます。

  • アフィリエイトを活用せず:自力で自社サービスを広めるしかない
  • アフィリエイトを活用する:自社サービスを広める協力者が一気に増える

Amazonのアフィリエイト戦略は上手い:

ちなみにこの辺をアメリカの通販大手Amazonは非常によくわかっていて、アフィリエイト報酬の高いKindleの紹介記事を見ない日はありません(Kindleで読める書籍を売ると、アフィリエイターの収益が多い)。また同様にAmazon側が力を注いでいるお酒の販売についても記事にしているところが多い印象です。

  • Amazonが話題にしたい商品:アフィリエイト報酬アップ
  • Amazonがもう話題にしなくても良い商品:報酬ダウン

反面、残念ながら日本の有力家電量販店であるヨドバシカメラについては、アフィリエイト広告を運用していないので誰もブログで話題にしていません。

言うなればレバレッジがかかっていない状況にあると言えるので、ヨドバシカメラがこのままアフィリエイトを使わない運用スタイルを続けるならば、なかなかAmazonに追いつくことは出来ないことでしょう*2

…って検索をしてみたら、面白い記事が出てきたのでこちらも参照。こんな感じでアフィリエイトをやっていないとどんどん他社サービスを紹介されてしまうデメリットがあるのですね(もちろん悪い例です)。

ヨドバシ.COMの自己アフィリエイトは出来るのでしょうか?残念ながら現在ヨドバシ.COMの自己アフィリエイトは出来ません。(中略)

ただビックカメラ.COMやヤマダ.COMなら多くのポイントサイトで取り扱っているので、どうしても自己アフィリエイトをやりたいという人はビックカメラ.COMやヤマダ.COMを利用するといいでしょう。

ブロガーを味方につけよう:

Money

最後に。

この記事を読んで「アフィリエイトは糞だな」と言うのはカンタンですし、実際にアフィリエイト広告の負の側面があるからこそ、広告運用のない企業の悪評を書いちゃうブロガーがいるのも事実です。

しかし、仮にアフィリエイトが規制されたとしても、お金を出すところが優先して推薦されがちな状況は資本主義経済では変化しないはず。かのアーティストが1億円で某音楽大賞を受賞しようとしたのと一緒です(苦笑)。

つまり企業の広告運用者はアフィリエイトを運用しないデメリットもちゃんと理解する必要性があるということ。

そしてもし可能ならば、アフィリエイトをはじめとした広告をうまく運用して、ブロガーを味方につけてみてください。そうすればきっと、自社サービスを今よりももっと広めることも、ブームを作り上げることも簡単だと思いますよ。

以上、企業がアフィリエイト広告を使わないデメリットについて。話題を作りたければ、ブロガーを味方に付けるようなアフィリエイト広告運用を…という話題でした。

*1:インターネットに掲載されている情報、特にアフィリエイトサイトの内容を疑う目を持つ方だと、『いやいや、そんな情報に騙されないでしょ』と思うかもしれませんが、個人的には疑う方のほうが少数派だとは思ってます。実際、Welqに掲載されていた情報を鵜呑みにしていた方も多かったくらいですし、未だにアフィリエイト広告を踏んで申し込んでくれる方が残っているからこそ、ブロガーやアフィリエイターが生計を立てられるということもありますよ(ネットに詳しい方だと誰がアフィリエイトリンクなんて踏むんだ?って思ってるはず)。

*2:個人的にはもう、ヨドバシ・ドット・コムってAmazonと同等のサービスを提供していると思っているので、もう少し利用者が増えて話題になってもいいと思うんですけどね。なかなかそれがうまく行っていないのは、もしかするとブロガー&アフィリエイターという協力者がいないからかもしれません。